いまほこ君雄による愛川町のなぜ、どうしてを調べるブログ

愛川町政の透明性を高める活動をおこないます

落下傘“的”な候補について考えてみる〜統一地方選挙から見えてくるもの〜

今回の統一地方選挙について、YouTubeの番組や配信記事などを見聞きすると、地方選挙において当落はともかく国政政党の公認候補者が多く立候補したようである(専門外なのでかなり大ざっぱな認識なのをご了承いただきたい)。さて、10月に予定されている愛川町議会議員選挙でも今回と同様の傾向が見られるのであろうか。可能性があるので筆者なりに選挙のことを考えてみたい。なお、資料の一部のみを切り取った考えなので、面白半分で読んでいただくとありがたい。

国政政党の公認をどのようにとるかを筆者は知らないので、「公認を受けたものの当選は叶わず、別な選挙に再挑戦する人」を想定して色々考えてみたい。市町村議会議員について、公職選挙法には以下のように規定されている。選挙権として「日本国民たる年齢満十八年以上の者で引き続き三箇月以上市町村の区域内に住所を有する者は、その属する地方公共団体の議会の議員及び長の選挙権を有する。」また、被選挙権について「市町村の議会の議員についてはその選挙権を有する者で年齢満二十五年以上のもの」となっている。ポイントは「3ヶ月以上の居住実績」である。この点は参議院議員の浜田聡氏が否定的な意見を述べていたが、今のところ筆者は必要だと思っている。選挙ドットコムのサイトで、選挙スケジュールを神奈川県の議会議員選挙に限って調べてみた。6月20日に大磯町議会議員選挙、7月9日に厚木市議会議員選挙、8月27日秦野市議会議員選挙、9月(未定)松田町議会議員選挙、10月(未定)愛川町議会議員選挙が予定されている。統一地方選挙開票日の4月23日における結果を見て判断した立候補予定者であれば、大磯町、厚木市は立候補出来ないが、それ以降は可能となる。したがって、3ヶ月の居住実績を特に表に出さず、政党の公認をもって愛川町住民として立候補することは可能となる。定数が16名から14名に減らした愛川町議会の現職議員には脅威になるかも知れない。さて、愛川町は都会なのか、それとも田舎なのか。“神奈川県”という県名だけでみれば、横浜川崎のある県なので恐らく都会と考える方が多いかもしれない。一方で、地図で見ればどちらかといえば山が多い田舎の町と見ることも十分可能である。住民の気質も都会とは異なっていると考えるのは自然である。いわゆる“よそ者”を受入れる素地があるかどうかは、出馬する者にとって気になるところである。そこで、筆者は、有権者選挙公報のプロフィールを気にするかどうかを調べてみた。かなり強引なやり方なので、先に述べたように面白半分で読んで下さい。作成にあたり、「令和元年10月6日執行 選挙公報」を参考にした。

 

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そこで当選者16名の総得票数の合計13186票を16で除して、824票を分岐点として当選前半と当選後半に分け、さらに落選をくわえて3グループに分類し、プロフィール点と比較した。

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[結論]統計解析の出し方を筆者は忘れてしまいましたが、表3より、プロフィールは得票数とはなんら関係していないことが明らかになりました。しかも、かえって悪い方向になるとも読み取れます。したがって、今回見られた統一地方選挙の流れが愛川町議会議員選挙にも見られるかもしれません。

[おまけ]

 「けいこ不足を 幕は待たない〜♪♪」          

       梅沢富美男『夢芝居』