いまほこ君雄による愛川町のなぜ、どうしてを調べるブログ

愛川町政の透明性を高める活動をおこないます

6月5日活動報告

本日の活動報告は2つ。①環境省回答に対する質問の催促。②観光・産業連携拠点づくり事業構想概要(平成28年作成)に関する新しくわかった内容。
環境省パンフレット『ふやさないのも愛』3ページ目のNo.5「猫は1回の出産で4〜8頭の子猫を産み、1年に2〜4回の出産が可能です。」のエビデンスを教えてください(4/17に送信)。との回答(5/2着信)に対し、不明な点があったので再度質問をしました(5/10送信)。6月5日現在回答がありませんので、再度同じ内容を送信しております。筆者が獣医師である旨は明記してあるので、いい加減に回答(5/2)したわけではないでしょうから、対応した職員が再質問に回答出来ないとすれば環境省のパンフレットの訂正を求める予定です。
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環境省パンフレット『ふやさないのも愛』より
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③観光・産業連携拠点づくり事業構想概要(平成28年作成)に関して,ページ11、ページ12にある「愛川町Webアンケート調査」に関して、新しくわかった内容をお伝えします。この「愛川町Webアンケート調査」に関して、愛川町総務部総務課広報・シティセールス班、及び総務部行政推進課情報統計班に内容に関して問合せをしました。広報・シティセールス班では「知らない」、情報統計班からは、企画政策班を通しての回答となりました。書面での確認は出来ていないので、電話でのやり取りから企画政策課独自の外部委託によるアンケートのようです。外部委託に関しては別なブログで問題提起しております。さて、この資料のアンケートに関しては、企画政策課の担当職員に先に質問をしております。既にお伝えしておりますが、この部分だけ再度お示しします。
 
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質問5 同資料のページ 11、12 にある「愛川町 Webアンケート調査」とはどういう ものですか。
回答5 首都圏内に在住し、あらかじめ登録された 歳から 65 歳までの男女 500 人を対象としたアンケートです。
質問6 同資料のページ 11、12 にあるアンケートでいずれも n=518 となっていま すが意味はありますか。
回答6 対象者は 500 人ですが、重複回答を含め、回答が 518 件あったものです。
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そこで、本日担当職員の説明から新たにわかった内容をお伝えします。
アンケートで、ページ11の「n=518」とページ12「n=518(複数回答)」とは回答者数を表している。恐らく同時になされたアンケートであると推察される(職員明言せず)。ページ11のアンケート内容は単一回答(選択肢の中から一つだけ選ばせる)、ページ12のアンケートは複数回答(選択肢の中から二つ以上選ぶもの)と見ることができます。従って、ページ11のアンケートで「愛川町をよく知っているが1.7%」であることから、「愛川町をよく知っている人は8.8人」ということになります。一方、ページ12のアンケートで「美味しい食が楽しめるが46.3%」であることから、「美味しい食が楽しめるが239.8人」ということがわかります。
 
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愛川町ホームページ資料ページ11より。赤丸、赤矢印、赤下線は筆者によるもの。

愛川町ホームページ資料ページ12より。赤丸、赤矢印、赤下線は筆者によるもの。
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[いまほこ君雄より]
この「愛川町Webアンケート調査」に関しては幾つかの疑問があります。この資料は概要で、もとの資料が130ページ位あるそうなので、それを見ることで明らかになるかもしれませんが、文書公開請求をしなければならないため、現時点での疑問を述べさせていただきます。
(1)ページ11とページ12のアンケートが同時にされたとするならば、愛川町の名前も知らない57.8%(約299人)が、愛川町に来訪するために求められる条件に回答してその結果が参考になるのかという問題。
(2)このアンケートの設定が全く示されていないという問題。今回サンプル数が518人であるが、想定した母集団の内容と母集団数、信頼度、回答率が全く示されていない。また、Webアンケートでのアンケートシートが全く示されていない。
 
まずはこの2点の疑問を解決する予定です。