少し前のブログでもお伝えしたとおり、町が推進する観光イベントに対して、筆者は否定的な考えを持っております。以下の内容は令和4年10月29日に実施された『第4回宮ヶ瀬ダムナイト放流』に関するかなり前の幾つかのブログを再掲載いするものです。論点は、(1)町のPRをするために不必要な税金を投入する余裕が愛川町にあるのか。(2)地域を問わない抽選方式であるにも係わらず、愛川町議会議員等が来賓として無条件に参加できるのは平等という観点から好ましくない。ということです。
以下に内容をお示しします。
【以下以前のブログより】
第4回宮ヶ瀬ダムナイト放流に関して
宮ヶ瀬ダムナイト放流に関して、ブログを6回お伝えしましたが、今回で総括したいと思います。2022年11月11日のブログが今回の出発点です。地元の子供達が安心して遊べる環境を優先すべきで、そのための費用を捻出するためにはどこかを削る必要があります。限られた予算を最も享受されるべき愛川町の子供達に使わなければなりません。これが最も主張したい点です。一町民である自分がしなければならないことは、実施された内容を十分理解し、何か問題点があればそれを多くの方々に伝えることです。順に示したいと思います。
(1)予算額は適正かどうか:予算の概略を見てもらえばわかりますが、ナイト放流そのものにはお金はかかっていません。花火の打ち上げが全体の約48%、会場設営で約36%で、この2つで予算額の84%を使っています。ダムのナイト放流だけ見てもらえば良いのであれば、424万円x0.16=約68万円で、参加者負担金でそのほとんどがまかなえます。極端な話、予算ほぼ10万円でイベントが開催出来ます。
(2)愛川町町議会議員が来賓で参加していることについて:アンケートの結果でわかる通り16名中少なくとも11名の議員は参加しています。優先的にかつ無料で参加出来ることについて法的に問題は無いのでしょう。コメントいただいた議員の皆様には感謝しております。いただいたコメントで議員として見なければならない旨の意見が多くありました。議員としてチェックするつもりで参加しているのであれば、町民に広く情報を出してもらいたいところです。そもそも議員でなくても納税者である愛川町民が参加しても良いわけです。付け加えると、愛川町には「来賓規定」がありません。どのような場合にどのような方を来賓として呼ぶべきかを規定しているものです。
今回のように抽選で、かつ参加費をとるようなイベントも予め決めておけば済むだけのことです。
(今鉾君雄の提言)
(1)予算の有効活用:イベントに係わる予算以外を思い切って削減する。
(2)来賓規定をつくる:予め決めておけば安心して来賓を招待でき、来賓も安心して参加出来る。
(3)町民枠をつくる:抽選でなければ参加出来ないイベントでは、報告書の提出を義務として、無料で優先的に参加出来る枠をつくる(倍率は低くなると予想出来る)。
▲文書公開請求で得たものを筆者が再構成したもの
▲文書公開請求で手に入れたもの。黒塗りは町によるもの。
【以上】
[いまほこ君雄より]
抜けているブログもあるので詳細は以前のブログを探していただけるとありがたいです。勘違いされては困りますが、やるなとは言っておりません。もう少しやりかたがあるだろうと提案しているのです。参加費だって、町外の方なら5000円位とったっても問題ないと思いますよ。来賓で来られている方は無条件に参加できますが、町には来賓規定がないので、誰を呼ぶかは明確になっておりません。これ毎年やっている分節約して、スクールバス購入したほうが町の子供達にとって有益です。皆さんどう思われますか。