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既存施設の効率的な活用:公共施設は税金で維持されています。施設の稼働率を高めることで、これらの既存施設を効率的に活用できます。
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利用時間の検討:施設の稼働率が高い場合、利用者に提供できる時間やサービスを拡大することが検討できます。例えば、利用者の増加に対応して図書館の営業時間や蔵書数の変更を検討することができます。
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収益性の向上:一部の公共施設は利用料の徴収により収益性を高めることが可能です。例えば、スポーツ施設やホールなどは、稼働率を高めることで収益を増やすことができます。
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地域社会の発展:公共施設は地域社会にとって重要な存在です。施設が活用されることで、地域経済の活性化や文化の振興など、地域社会の発展に貢献できます。
さて、具体的な事例を見て行きましょう。
平成27年とやや古い資料ですが、練馬区企画部企画課による『公共施設等の現状と課題(Ⅲ)』の一部をお示しします。
【以下資料】
▲上2点 練馬区ホームページ資料より
【以上】
お示しした通り稼働率を把握することは、先に示した目的の達成に有益であるといえます。
【以下資料】
▲愛川町ホームページより
【以上】
文化会館の会館日数と利用日数の違いが分からないので、文化会館の利用日数を分母にして計算してみます。
(ホールの利用日数➗文化会館の利用日数)✖️100=ホールの利用日数の稼働率
とします。
次ぎに文化会館の利用回数について稼働率を求めてみます。ホールの利用料金は午前と午後に分かれているので利用日数を2倍して計算します(現在確認中なので数値に不自然なところあります)。
{ホールの利用回数➗(利用日数✖️2)}✖️100=ホール利用回数の稼働率
とすします。
【表】
是非検討していただきたい。
[いまほこ君雄より]
外部委託にしなくても簡単に出来ますよ。お金かかりません。
【追記(8/1)】
文化会館ホールの利用枠は午前・午後・夜間の3種類有り、文化会館利用回数はホール利用日数を3倍して求められます。表は2倍したものをそのまま訂正せずお示しします。ここでは稼働率の意義をお示しするのが目的であることをご理解下さい。