いまほこ君雄による愛川町のなぜ、どうしてを調べるブログ

愛川町政の透明性を高める活動をおこないます

愛川町議会議員さん達と自由にコミュニケーションとれますか?〜5回目

5.議論が愛川町の将来を決める 
 
 愛川町の将来像を決めるのは愛川町民でなければなりません。町長や町職員、議会議員は町民の声を真摯に受け止め、取り組まなければなりません。多くの議論を経てこそ意味のある町政が可能となるのです。その土台となることの一つが、議員の情報収集、情報発信です。そして、それら議員活動に対する町民皆様の意見を受け取りさらに議論をすすめなければなりません。
 
 たかがメールアドレスをホームページに掲載するのに、町議会は何をこだわっているのでしょうか。公開質問状の回答には、議員自分達の権利ばかり主張し、議員の本分など微塵もみられません。町民の連絡をメールで受けるのがそんなに嫌なのか、と言わせてもらいます。
 
 町議会議長である井出議員は、公人と私人はイコールであると述べられておりました。電話での遣り取りから察するに、“同じ”という意味ではなく、“同等”、“同じ比重”という意味だと思いますが、議員の都合で使い分けられても、町民が混乱するだけです。この話で思い出されるのが、石原慎太郎氏が東京都知事のとき、靖国神社参拝に関連して、新聞記者の質問に対し、「どこの人間なんだ貴様」と言ったことです。ご存知ない方は、YouTubeで見ることが出来ますので是非御確認していただきたい内容です。当然“プライベート”は尊重すべき事柄だと筆者は理解しております。しかし、選挙で当選したからには、議員として常日ごろから町民のために活動していただきたい。
 
 
【お伝え済】
1.そもそも何が問題なのか
2.一回目質問と回答
3.二回目質問(公開質問状)と回答
4.何が問題なのか
【今後の予定】
6.今後の展望

愛川町議会議員さん達と自由にコミュニケーションとれますか?〜4回目

4.何が問題なのか
 筆者の疑問のスタートはシンプルです。愛川町ホームページで見ることが出来る、町議会議員名簿に関する疑問です。メールアドレスが掲載されている議員とそうでない議員がいることが不思議だったからです。
 
 一回目の質問では「議員の個人情報保護の観点も鑑み」、二回目の質問である公開質問状では「議員は、住民の直接選挙によって選ばれた公人である一方、公人、政治家であるとはいえ、一町民であることから公私を分ける必要があります。・・・(中略)・・・。メールアドレスを公開していない議員がいる理由については、議員個々の判断に委ねています。」と回答を得ました。
 
 これらの回答は、納得出来る理由の説明にはなっておりません。大変失礼なのですが文章的にわかりにくく、どこまでが筆者の求める回答なのかはっきりしません。失礼ながら、文章の前半部分と後半部分を入れ替えると読みやすくなるかもしれません。すなわち、「メールアドレスを公開していない議員がいる理由については、議員個々の判断に委ねています。なぜならば、議員は、住民の直接選挙によって選ばれた公人である一方、公人、政治家であるとはいえ、一町民であることから公私を分ける必要があります。」としたらどうでしょうか。これでも十分納得出来る内容には程遠いと思われます。
 
 そもそも、議会議員名簿では、氏名、住所、電話番号が全て掲載されていて、これにメールアドレスが加わったからといって、個人情報保護云々もないでしょう。政治活動専用に別なメールアドレスを作成しそれを掲載した方が情報管理の面からも安全なはずです。議会として議員専用のアドレスを用意することも、筆者は以前より提案しております。
 
 ではなぜ筆者の疑問に納得出来る回答を提示することが出来ないのでしょうか。ここからは、筆者の想像でしかありませんが、いくつか考えられるなかで、2点だけ皆様にお示しします。
 
 1.そもそもメールが読めない、打てない、送れない。
 2.議会でのルールを他の人間に、とやかく言われたくない。
 
いかがでしょうか。1はさすがにないでしょうから、2が疑わしいと筆者は想像しております。改選により、新人議員3名が入っても、こういった点が改善されることはないのかもしれません。あくまで筆者の想像です。
 
 
【お伝え済】
1.そもそも何が問題なのか
2.一回目質問と回答
3.二回目質問(公開質問状)と回答
【今後の予定】
5.議論が愛川町の将来を決める
6.今後の展望

愛川町議会議員さん達と自由にコミュニケーションとれますか?〜3回目

3.二回目質問(公開質問状)と回答
 
2024年1月26に愛川町議会に提出しました公開質問状と同年2月9日に届きました回答を原文のままお示しします。
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▲公開質問状

▲議会からの回答
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見易くするために、本分を入力し直してお示しします。
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〈公開質問状〉
             
拝啓
 寒冷の候、愛川町議会議員の皆様におかれましては益々のご清栄のこととお慶び申し上げます。
 
さて、先日メールにて質問しご回答をいただきました内容に関して、いくつか疑問な点がございます。あらためて下記のとおりの質問に対してご回答を賜りますようお願い申し上げます。
 
 尚、前回のご回答に関連して、2点お願いがございます。まずこちらは「メールアドレス」に関して質問しておりますので、回答内容は「メールアドレス、SNS等」としないようお願いします。次ぎに回答責任者様のお名前を明示していただくようお願いします。前回では単に議会事務局からのメールでした。よろしくお願いいたします。                            
敬具
 
 
1. 議員の連絡方法として、メールアドレスが町のホームページ上で掲載されている議員とそうでない議員がいるのはなぜですか。また、前回の回答では掲載しない理由として、「議員の個人情報保護の観点も鑑み」とありましたが公開するか否かの理由との関連をもう少し具体的にご説明ください。合わせて、具体的な基準やガイドラインが議会で定められている場合、それらが公開されているか教えていただけますでしょうか。
2. 前回の回答には「連絡がとれない議員にあっては、恐縮ですが、議会事務局までご一報いただき、依頼議員から折り返し連絡する旨、体制が図られている」とありますが、具体的な手続きや期待される対応について詳細を教えていただけますでしょうか。
3. 公人である愛川町議会議員の個人情報保護のために、私人である相談者の個人情報を相談者以外の議会事務局に伝えるという体制は、愛川町議会としてどのように考えておられるのかわかりやすくご説明ください。
 以上のご回答につきまして、2月9日㈮までに、事前にお伝えしてある連絡先に郵送書面あるいはメールにて送付いただきますようお願い申しあげます。回答はそのまま公表させていただきます。回答なき場合は、その旨を公表いたします。
以上
 
〈回答〉
 
公開質問状への回答について
 
令和6年1月26日付け受領しました表題の件につきまして、下記の通り回答いたします。
 
1.メールアドレスを公開する議員、公開しない議員がいる理由について
 
議員は、住民の直接選挙によって選ばれた公人である一方、公人、政治家であるとはいえ、一 町民であることから公私を分ける必要があります。国の見解では、議員の情報をどこまで公開す るかは、市町村議会の判断に委ねられており、本町議会では、各議員に個人情報の公開の有無の 確認を得たのち、地番まで含めた住所、電話番号、メールアドレス、SNSをホームページ上に 公開しております。メールアドレスを公開していない議員がいる理由については、議員個々の判 断に委ねています。
 なお、本件についてのガイドライン等は定めておりません。
 
2.議員への連絡体制の構築について
 
 議員の意思に基づき非公開とした連絡先は、議会事務局で管理しております。町民からの問い 合わせがあった場合には、町民の連絡先を確認した上で照会希望議員へ迅速に連絡し、議員から 直接町民に連絡を取ることにより、議員と町民との連絡体制が図られております。
 
3.私人の個人情報を議会事務局に伝える体制における、議会の見解について
 
  1で記載のとおり、議員の個人情報をホームページ上に掲載しておりますが、公人でありなが ら一町民であるため、連絡が取れない場合もあることから、2で記載のとおり連絡体制を構築し ております。町民とのやり取りの中で得た個人情報(氏名・連絡先等)は、地方公務員として、 地方公務員法に基づく守秘義務を厳格に順守しているため、問題ないと認識しています。
以上
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筆者が問題とした点:特に気になった箇所を「太字+アンダーライン」で装飾しました。それに関する筆者の感想をお示しします。
 
1.メールアドレスを公開する議員、公開しない議員がいる理由について
 
議員は、住民の直接選挙によって選ばれた公人である一方、公人、政治家であるとはいえ、一 町民であることから公私を分ける必要があります。国の見解では、議員の情報をどこまで公開す るかは、市町村議会の判断に委ねられており、本町議会では、各議員に個人情報の公開の有無の 確認を得たのち、地番まで含めた住所、電話番号、メールアドレス、SNSをホームページ上に 公開しております。メールアドレスを公開していない議員がいる理由については、議員個々の判 断に委ねています
 なお、本件についてのガイドライン等は定めておりません。
 
●公私を分ける必要がある→公私混同をしてはいけないということか。前文の流れからすると、プライバシーのことか。
●各議員に個人情報の公開の有無の確認を得たのち→公開の許可を確認したのち、許可を得たものを、公開している、ということなのか。
●メールアドレスを公開していない議員がいる理由については議員個々の判断に委ねている→今回の質問は前回の質問で、議会側が「議員の個人情報保護の観点も鑑み」となっていたので、その理由を尋ねております。前回の回答と関連して回答の文章を作成しておかないとわかりにくい内容となってしまいます。
 
筆者の補足:メールアドレスを個人情報と捉え、公にしたくない議員の意見を尊重した、ということでしょうか。おそらくこの文章を読んでいただいている方はご理解いただけると思いますが、メールアドレスを複数もつことなど当たり前ではないでしょうか。筆者は携帯も含めると4つ使用しており、目的に応じて使い分けております。
 
2.議員への連絡体制の構築について
 
 議員の意思に基づき非公開とした連絡先は、議会事務局で管理しております。町民からの問い 合わせがあった場合には、町民の連絡先を確認した上で照会希望議員へ迅速に連絡し、議員から 直接町民に連絡を取ることにより、議員と町民との連絡体制が図られております
 
●議員と町民との連絡体制が図られております→ホームページを探しても何ら記載はありません。
 
3.私人の個人情報を議会事務局に伝える体制における、議会の見解について
 
  1で記載のとおり、議員の個人情報をホームページ上に掲載しておりますが、公人でありなが ら一町民であるため、連絡が取れない場合もあることから、2で記載のとおり連絡体制を構築し ております。町民とのやり取りの中で得た個人情報(氏名・連絡先等)は、地方公務員として、 地方公務員法に基づく守秘義務を厳格に順守しているため、問題ないと認識しています
 
地方公務員法に基づく守秘義務を厳格に順守しているため、問題ないと認識しています→守れない公務員もいるのでは?といった浅い議論を筆者はしません。内容にもよりますが、相談相手以外に内容を知られても平気な人はどの位いるのでしょうか。いくら誰にも言いませんからといわれても、別な人間に話した時点で相談者以外の1名には伝わっていることになります。今回の回答で一番腹が立つ内容でした。
 
 
【お伝え済】
1.そもそも何が問題なのか
2.一回目質問と回答
【今後の予定】
4.何が問題なのか
5.議論が愛川町の将来を決める
6.今後の展望

愛川町議会議員さん達と自由にコミュニケーションとれますか?〜2回目

2.一回目質問と回答
2023年12月に愛川町議会に対して行なった質問とその回答を原文のままお示しします。
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見易くするために、入力し直してお示しします。
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〈筆者の質問〉
現在町のホームページでは、各議員の住所・電話番号は全員掲載されております。一方メールアドレスは掲載されていない議員もおります。理由を教えてください。事前に事務局には任意である旨は確認しております。任意である理由もあわせて愛川町議会としてご回答ください。
 
〈回答〉
今鉾様
 
お世話になっております。
お問い合わせいただきました件につきまして、回答させていただきます。
 
町議会では、ホームページ上に議員の住所や連絡先等を公開しており、公開する項目(メールアドレス、SNS等)については、議会内で協議した結果、個人情報の観点も鑑み、議員個々が判断することで決定されております。
 
以上が、議員毎に掲載項目が異なる理由となります。
 
また、連絡がとれない議員にあっては、恐縮ですが、議会事務局までご一報いただき、依頼議員から折り返し連絡する旨、体制が図られているので、ご承知願います。
 
どうぞよろしくお願いいたします。
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筆者が問題とした点
1.「メールアドレス」について質問しているのに、「メールアドレス、SNS等」として、正確な回答をしていない。
 
2.「個人情報」という理由を提示している。筆者はメールアドレスそのものでは個人は特定されないが、ホームページ上で氏名等と関連して掲載されれば個人情報となることは理解している。筆者が質問していない「SNS等」を加えたことにより回答の正確性が損なわれている。
 
3.ここで述べられている「議会内で協議した結果」の議会とはいつのことかが判らない。改選前なのか後なのかを明示すべき。
 
4.連絡がとれない議員にあっては、・・(中略)・・、体制が図られている。とあるが、愛川町議会のホームページ上にはこの趣旨の内容を筆者は見つけることが出来なかった。
 
5.この文章を書いた人物が不明である。
 
 
【お伝え済】
1.そもそも何が問題なのか
【今後の予定】
3.二回目質問(公開質問状)と回答
4.何が問題なのか
5.議論が愛川町の将来を決める
6.今後の展望

愛川町議会議員さん達と自由にコミュニケーションとれますか?〜1回目

1.そもそも何が問題なのか
 
下の図は昨年4月のブログでお示しした内容です。2023年4月19日での改選前の愛川町議会議員の連絡方法とメールアドレスやSNS等の状況です。この状況から議会議員との連絡方法と情報発信が不十分であると考え、「信頼される役場組織・議会を目指す→相談しやすい窓口、待ち時間の短縮。議員との連絡をしやすくする。」を公約の一つとして立候補したわけです。
 
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次ぎの表は2023年12月7日、改選後の愛川町議会議員名簿における連絡方法等を示した表です。
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さらに次ぎの表は2024年2月15日現在の愛川町議員名簿における連絡方法等を示した表です。少しだけ変化が認められます。
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今だメールアドレスを示さない議員がいらっしゃいますが、愛川町議会では任意なので、問題はないそうです。SNSは情報発信なのでできれば “議員としての仕事” としてやっっていただきたいと思います。なお、町のホームページ上に掲載されていない議員さんでも実際にはFacebook等で情報発信されている方もいらっしゃいます。一方、メールアドレスの非掲載は不親切だと筆者は考えております。今後5回に渡りその理由を述べさせていただく予定です。
 
【今後の予定】(表題は仮)
2.一回目質問と回答
3.二回目質問(公開質問状)と回答
4.何が問題なのか
5.議論が愛川町の将来を決める
6.今後の展望

半原水源地跡地はスポーツ施設にすべし。以前のブログの再掲載です。

前回ブログ「注視すべき内容だと筆者は思います」に関連した筆者の提案です。
 
半原水源地跡地利用に関しては、その問題点をブログにて指摘してまいりました。
このブログではスポーツ施設に関する優位性を大まかではありますがお示しします。
 
まずは町が計画した拠点整備費の最新の合計は17億円となっております。そこでその金額に見合うだけのスポーツ施設を作るメリットを列挙します。調査などしておりませんので、筆者の個人的な考えが基本です。根拠を調査するにはそれ程手間はかからないものと予想しております。予算の金額も調べればある程度わかるでしょう。
 
(1)来訪客の性格をコントロールできる。→スポーツを楽しむ来客にすることで、ルールを守る来客が期待できる。
(2)町内住民利用と町外住民利用との差別化が容易である→利用料金に差をつけることで可能となる。
(3)個人が楽しむスポーツ施設とすることで若年層のニーズにも応えられる→スポーツ庁の調査でも、個人で楽しめるスポーツに人気がある(筆者別なブログを参照して下さい)。
(4)年齢層を幅広くできる→個人のスポーツが中心なので年齢層それぞれが自分に合った楽しみ方ができる。リピート率が高くなる。
(5)スポーツ施設のレベルを幅広くし、世界レベルの大会ができる施設を組み合わせる。→スポンサー料、放映権など高い収益性が期待できる。
(6)若者の自己表現の場となる→ブイログ(動画でブログをつくる)などを作成することで、楽しむことを他者に広く伝えることができる。
(7)世界レベルの選手と交流することが可能となる。
(8)愛川町のブランドが高まる。
 
などでしょうか。アイデアは無限です。いかがでしょうか。
 

▲ヘルメット被てね

注視すべき内容だと筆者は思います

アクアクレタ小石原という施設が閉館となったようです。筆者は、愛川町民として注視すべき内容だと思います。学ぶべき内容がありそうです。

 

▲全て「アクアクレタ小石原」ホームページより