いまほこ君雄による愛川町のなぜ、どうしてを調べるブログ

愛川町政の透明性を高める活動をおこないます

愛川町議会議員さん達と自由にコミュニケーションとれますか?〜3回目

3.二回目質問(公開質問状)と回答
 
2024年1月26に愛川町議会に提出しました公開質問状と同年2月9日に届きました回答を原文のままお示しします。
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▲公開質問状

▲議会からの回答
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見易くするために、本分を入力し直してお示しします。
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〈公開質問状〉
             
拝啓
 寒冷の候、愛川町議会議員の皆様におかれましては益々のご清栄のこととお慶び申し上げます。
 
さて、先日メールにて質問しご回答をいただきました内容に関して、いくつか疑問な点がございます。あらためて下記のとおりの質問に対してご回答を賜りますようお願い申し上げます。
 
 尚、前回のご回答に関連して、2点お願いがございます。まずこちらは「メールアドレス」に関して質問しておりますので、回答内容は「メールアドレス、SNS等」としないようお願いします。次ぎに回答責任者様のお名前を明示していただくようお願いします。前回では単に議会事務局からのメールでした。よろしくお願いいたします。                            
敬具
 
 
1. 議員の連絡方法として、メールアドレスが町のホームページ上で掲載されている議員とそうでない議員がいるのはなぜですか。また、前回の回答では掲載しない理由として、「議員の個人情報保護の観点も鑑み」とありましたが公開するか否かの理由との関連をもう少し具体的にご説明ください。合わせて、具体的な基準やガイドラインが議会で定められている場合、それらが公開されているか教えていただけますでしょうか。
2. 前回の回答には「連絡がとれない議員にあっては、恐縮ですが、議会事務局までご一報いただき、依頼議員から折り返し連絡する旨、体制が図られている」とありますが、具体的な手続きや期待される対応について詳細を教えていただけますでしょうか。
3. 公人である愛川町議会議員の個人情報保護のために、私人である相談者の個人情報を相談者以外の議会事務局に伝えるという体制は、愛川町議会としてどのように考えておられるのかわかりやすくご説明ください。
 以上のご回答につきまして、2月9日㈮までに、事前にお伝えしてある連絡先に郵送書面あるいはメールにて送付いただきますようお願い申しあげます。回答はそのまま公表させていただきます。回答なき場合は、その旨を公表いたします。
以上
 
〈回答〉
 
公開質問状への回答について
 
令和6年1月26日付け受領しました表題の件につきまして、下記の通り回答いたします。
 
1.メールアドレスを公開する議員、公開しない議員がいる理由について
 
議員は、住民の直接選挙によって選ばれた公人である一方、公人、政治家であるとはいえ、一 町民であることから公私を分ける必要があります。国の見解では、議員の情報をどこまで公開す るかは、市町村議会の判断に委ねられており、本町議会では、各議員に個人情報の公開の有無の 確認を得たのち、地番まで含めた住所、電話番号、メールアドレス、SNSをホームページ上に 公開しております。メールアドレスを公開していない議員がいる理由については、議員個々の判 断に委ねています。
 なお、本件についてのガイドライン等は定めておりません。
 
2.議員への連絡体制の構築について
 
 議員の意思に基づき非公開とした連絡先は、議会事務局で管理しております。町民からの問い 合わせがあった場合には、町民の連絡先を確認した上で照会希望議員へ迅速に連絡し、議員から 直接町民に連絡を取ることにより、議員と町民との連絡体制が図られております。
 
3.私人の個人情報を議会事務局に伝える体制における、議会の見解について
 
  1で記載のとおり、議員の個人情報をホームページ上に掲載しておりますが、公人でありなが ら一町民であるため、連絡が取れない場合もあることから、2で記載のとおり連絡体制を構築し ております。町民とのやり取りの中で得た個人情報(氏名・連絡先等)は、地方公務員として、 地方公務員法に基づく守秘義務を厳格に順守しているため、問題ないと認識しています。
以上
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筆者が問題とした点:特に気になった箇所を「太字+アンダーライン」で装飾しました。それに関する筆者の感想をお示しします。
 
1.メールアドレスを公開する議員、公開しない議員がいる理由について
 
議員は、住民の直接選挙によって選ばれた公人である一方、公人、政治家であるとはいえ、一 町民であることから公私を分ける必要があります。国の見解では、議員の情報をどこまで公開す るかは、市町村議会の判断に委ねられており、本町議会では、各議員に個人情報の公開の有無の 確認を得たのち、地番まで含めた住所、電話番号、メールアドレス、SNSをホームページ上に 公開しております。メールアドレスを公開していない議員がいる理由については、議員個々の判 断に委ねています
 なお、本件についてのガイドライン等は定めておりません。
 
●公私を分ける必要がある→公私混同をしてはいけないということか。前文の流れからすると、プライバシーのことか。
●各議員に個人情報の公開の有無の確認を得たのち→公開の許可を確認したのち、許可を得たものを、公開している、ということなのか。
●メールアドレスを公開していない議員がいる理由については議員個々の判断に委ねている→今回の質問は前回の質問で、議会側が「議員の個人情報保護の観点も鑑み」となっていたので、その理由を尋ねております。前回の回答と関連して回答の文章を作成しておかないとわかりにくい内容となってしまいます。
 
筆者の補足:メールアドレスを個人情報と捉え、公にしたくない議員の意見を尊重した、ということでしょうか。おそらくこの文章を読んでいただいている方はご理解いただけると思いますが、メールアドレスを複数もつことなど当たり前ではないでしょうか。筆者は携帯も含めると4つ使用しており、目的に応じて使い分けております。
 
2.議員への連絡体制の構築について
 
 議員の意思に基づき非公開とした連絡先は、議会事務局で管理しております。町民からの問い 合わせがあった場合には、町民の連絡先を確認した上で照会希望議員へ迅速に連絡し、議員から 直接町民に連絡を取ることにより、議員と町民との連絡体制が図られております
 
●議員と町民との連絡体制が図られております→ホームページを探しても何ら記載はありません。
 
3.私人の個人情報を議会事務局に伝える体制における、議会の見解について
 
  1で記載のとおり、議員の個人情報をホームページ上に掲載しておりますが、公人でありなが ら一町民であるため、連絡が取れない場合もあることから、2で記載のとおり連絡体制を構築し ております。町民とのやり取りの中で得た個人情報(氏名・連絡先等)は、地方公務員として、 地方公務員法に基づく守秘義務を厳格に順守しているため、問題ないと認識しています
 
地方公務員法に基づく守秘義務を厳格に順守しているため、問題ないと認識しています→守れない公務員もいるのでは?といった浅い議論を筆者はしません。内容にもよりますが、相談相手以外に内容を知られても平気な人はどの位いるのでしょうか。いくら誰にも言いませんからといわれても、別な人間に話した時点で相談者以外の1名には伝わっていることになります。今回の回答で一番腹が立つ内容でした。
 
 
【お伝え済】
1.そもそも何が問題なのか
2.一回目質問と回答
【今後の予定】
4.何が問題なのか
5.議論が愛川町の将来を決める
6.今後の展望