筆者は、目指す町政のなかに、「小中学生が安心して通学できるために、町巡回バスの利用を可能にする」という施策を掲げています。町役場の教育総務課へ、「過去にスクールバスに関する要求・問合せの有無」を確認したところ、そのような話はほぼ無かった(一部関連した内容はあったようだが)との回答を得ました。そこで、
『愛川町議会会議録検索システム』において「スクールバス」で検索してみると、
・愛川町 令和 4年 6月 定例会(第2回) 05月20日-03号
において一部スクールバスの運行について話題に上がっていましたが、今日現在運行されていないので、話だけで終わってしまったようです。
今後の予定:町の巡回バスの運行事業の費用の確認を行い、どの程度の費用がかかるのか調べてたいと思います。愛川町では、地域によって道路状況が大きく異なりますので、それぞれの実情を理解し、必要なところを重点的に整備しなければならないでしょう。簡単な問題ではありませんが、取り組む必要のある問題です。
令和5年度の予算概要には巡回バスについて、おおよそ以下のような内容をみることが出来ます。
愛川町では町内循環バス運行事業を行っています。
・運行ルート:愛川・高峰ルート、中津東部・小沢ルート、中津西南部ルート
・ 運行日時:土日・祝日・年末年始を除く毎日、午前6時台から午後7時台まで
・運行回数:愛川・高峰ルート6便、中津方面各5便
・乗車料金:150円/回(未就学児は無料)
町内循環バス運行事業は、生活交通の確保を目的として行われています。令和5年度では41904千円(4190万円)の事業費となっております。
▲バスの外観。愛川町ホームページより
[いまほこ君雄より]
予算は別として,恐らく、どこの学校に対して運行するのか、誰が利用出来るのかといった問題が生じると思われます。課題は多いのですが、解決策はあると信じております。筆者の知る限りでは、愛川中学校では半原地区の通学路には急な坂があります。また、馬渡橋からの川沿いの県道は狭く、そこを自転車通学している生徒がおります。筆者の知らないところもさまざまな問題があるでしょう。予算が無ければ、日の短い冬期だけでもよいのです。魅力のある町づくりにはこのような施策が必要なのです。