いまほこ君雄による愛川町のなぜ、どうしてを調べるブログ

愛川町政の透明性を高める活動をおこないます

公立中高一貫校

神奈川県には公立の中高一貫校は5高あります。小学6年生が受験する学校は、県立相模原中等教育学校、県立平塚中等教育学校横浜市立南高等学校附属中学校、川崎市立川崎高等学校附属中学校、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校です。募集地域は県内全域、横浜市内全域、川崎市内全域とそれぞれ異なります。選抜方法も適正検査だけでなく別な資料を加える学校もあります。愛川町にも中高一貫校があればと思う方もいられると思います。仮に愛川町中高一貫校をつくるとなれば、募集地域は県内全域となることでしょう。さて、筆者は塾講師を職業としてきた時期もあり、また東京農工大学に入るの仕事をしながら10年近く受験勉強を続けてきました。以前知人のご子息が受験するとの話を聞き、試しに適正試験を解いてみました。感想は『難しい』の一言に尽きます。模範解答で採点してみて7割程度しか得点出来ませんでした。久々の入学試験でしたがこれを小学生に解かせるとはと驚きの内容でした。公立の中学校ですので、小学校の学習指導要領を逸脱することはできません。やはり塾通いをしてある程度訓練しなければ受からないでしょう。結論として、経済的に余裕がある家庭でないと受験できないと思いました。別な見方をしたいと思います。言葉が悪いとおしかりを受けるかもしれませんが、試験問題は努力し勉強して何とかなる、というよりは、『かしこい』子が受かりそうな問題のように思えました。考え方は様々ですが、愛川町にはこのような学校をつくる環境には無いように思えます。

▲速さの問題でこのような図を書いて解いているようでは合格はおぼつかない。(詳細は公式ホームページ参照)