筆者は、現職議員諸氏のSNSは比較的目を通すようにしています。議場でのマスクの使い方等についての話し合いが行われたようです。筆者が確認した限りでは2名いらっしゃいました。色々な意見が出たそうで最終的には結論にいたったそうです。文面から想像すると各議員の考えで検討を進めたようですが、統一見解に至る間にどれだけの客観的データーを用いたのかが良くわかりません。データといっても難しいことは必要ないと思います。例えば、各議員がどれだけの人数の人に会うのか、普段どういった交通手段をとっているのか。県外への移動はどの程度あるのか、といったもので、議員各自の感染リスクを評価し、データ化することです。また公的機関の数値も参考にすればさらに良いでしょう。別に新型コロナウイルスそのものが消滅したわけではありません。しかも5月8日からは、感染者数の把握が「全数把握」から「定点把握」に変ったため感染状況が感覚的にわからなくなってしまいました。ですから、今回議会内で話し合いで色々決められたそうですが、数値を生かして検討していれば、その数値変化から次ぎの対応がしやすくなると思います。議員個人と直接会う方も決して少なくないでしょうから、制限を緩めるときはしっかりした内容で行い、それを正確に発表してもらいたいです。
▲NHKホームページより
