いまほこ君雄による愛川町のなぜ、どうしてを調べるブログ

愛川町政の透明性を高める活動をおこないます

観光・産業連携拠点づくり事業に関しての疑問〜その5:来訪客予測の問題点・道の駅は駐車場無料

はこれ結構大切なので、多くの方に理解していただきたい。
「田代地区中津川河川敷での自動車数の経験的観察値から年間の来訪自動車数を予測年間来訪自動車は22268台です。自動車1台当たり3〜4名が乗車と仮定すると、年間来訪者数は66804名〜89072名となる」と先日のブログでお伝えしました。一方、令和2年2月21日に行われた「愛川町議会観光・産業連携拠点づくり事業・議会検討会会議録」ページ32の小川企画政策課課長(当時)の「収益施設のグランピングのほかの利用者数でございますが、それにつきましては、推定では年間9万5000人ということで見込んでおります。」また、佐藤りえ議員の根拠を示すように、との質問に同課長は「収容人数の、来訪客の算出の根拠でございますが、ご覧のとおり、水源地跡地の利用については道の駅的な要素も含んでおりますので、基としたのは前面の交通量、これを基に国が道の駅調査というものを行っておりますので、実際に道の駅に立ち寄った立ち寄り率、これを乗じて算定しております。具体的には、国道412号の日中の12時間の交通量、これが7000台ちょっとでございますので、それに立ち寄り率を乗じて車の入ってくる台数、これを想定しまして、この車1台当たりに乗車している人、これも想定をしまして、そうしたものから年間9万5,000人は入ると言うことを想定しております。」と回答してます。
 
7000台×立ち寄り率×1台当たり乗車人数 で、おそらくこれに365を乗じているので、7000台×立ち寄り率×1台当たり乗車人数×365=9万5000人(12時間)
 
というでしょう。そこで国土交通省のホームページから該当するであろう資料を見つけました。全文は皆さんでご覧いただければよいかと思いますが、重要な問題点があります。筆者が強く主張している駐車場問題です。資料からみてわかる通り「無料駐車場」でなければ道の駅と見なさないということです。駐車場が無料、有料で集客予想が大きく変るのはあきらかです。問題点は他のところでも述べておりますが、収益性の無い施設をつくってしまう可能性があるのではないでしょうか。[以下5/26に加筆] 仮に有料となれば、来訪者数の減少は明らかであり、出店しようとする企業等の考えも変ってしまうでしょう。まさか、使用料無料でいいから出店して欲しい、とはならないと思いますが可能性が無いともいいきれません。政治家が言うセリフで「仮定の話にはお応え出来ません」とありますが、ここでは通用しません。筆者なんとしてでも話を詰めたいと考えております。
以下に資料の一部を示します。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

国土交通省:「道の駅」の駐車場に関する調査結果より、赤下線は筆者によるもの。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
 
[いまほこ君雄の提言]
 
何を作るか決めないから先が見えてこないのです。筆者が主張するように、『世界トップクラスのスケートパークをつくる』と先に決めてしまえばそれに合わせて色々検討できるのです。