いまほこ君雄による愛川町のなぜ、どうしてを調べるブログ

愛川町政の透明性を高める活動をおこないます

「勉強の仕方がわからない〜〜。」と悩まれるお子様をお持ちの方へ★その4:自己分析と勉強スタイル

塾講師の頃知った話です。出典は忘れました。
講師:「この問題の意味わかりましたか?」
生徒:「良くわかりません。」
講師:「では、・・・・の様に考えたらどうかな。」
生徒:「まだわかりません。」
講師:「それじゃ、・・・・だとどうかな。」
生徒:「はい、わかりました。」
 
さて、問題です。誰が勉強したのでしょうか?講師です!
 
いかがでしょうか。個別指導塾の先生や家庭教師の先生は理解させるのが仕事なので、生徒が分からないと丁寧に教えてくれます。ある意味顧客満足度が高いです。しかし、学校の科目全てを個別で学習することは不可能ですし、このような受け身の学習態度ではいずれ壁にぶつかるのは明白です。ですから、学習方法を色々工夫して、自分なりの学習方法を作り上げなければならないのです。試行錯誤のプロセスには時間もかかるし、無駄も生じます。学年が下であれば余裕がありますが、今年受験であるとか、来月定期試験があるような生徒には色々考える時間はありません。そこで、科目によって勉強スタイルを自己分析しながら決めて行く方法をご紹介します。基本的には2分類の組み合わせとなります。このとき時間的余裕のある方は、途中で変更可能ですが、時間の無いときはそのままで続けます。
 
(1)「時間的余裕のある方が勉強が進む」あるいは「期限ギリギリの方が勉強が進む」
(2)「ノートにまとめると良く覚える」あるいは「ならったことはカードなどにしてどんどん覚える」
(3)「予習重視」あるいは「復習重視」
(4)「すぐに勉強をスタート出来る」あるいは「なかなか勉強をスタート出来ない」
(5)「得意だと思う科目」あるいは「苦手だと思う科目」
(6)「点がとれる科目」あるいは「点がとれない科目」
 
これらを考慮して勉強スタイルを考えると効率良く学習が進められます。項目は自分で増やしてもかまいません。おわかりでしょうが、全ての科目を同じような勉強スタイルでやってはいけません。ぜひ検討してみてください。