ブログタイトルは、ジャーナリストの高山正之氏の著書の中から、コラムタイトル『「日本人はダメになった」と言っているのは日本人だけ』から拝借したものです。筆者は“政治活動”に関しては、90%以上、インターネットを活用しております。他の方とこの件に関して話をするとほぼ「愛川町は田舎だからね」と反応されます。自分の住んでいるところが、“田舎”かどうかは、相対的な問題だと考えております。日本橋に住んでいる学校の同級生が、「いや〜、最寄り駅3つあるからどうしよう」と新入生プロフィールを書く時悩んでおりました(自慢しておりましたが)。首都圏外の方にとっては“神奈川県”と聞いただけで“都会”と思う方も多いでしょう。
自分の町がどう見られているか、どう見られたいかを気にする個人は別に問題にはなりません。しかし、組織がその考えにどっぷりつかっていると醜態をさらすことになります。
広報あいかわの2023年4月の記事に
「宮ヶ瀬ダム ナイト放流」が、日本ダムアワード2022「ダム大賞」を受賞!」
愛川町のホームページでも大々的に報告されておりました。
▲広報あいかわ2023年4月号より
この日本ダムアワードは正確な実態が良くわからないもので、そもそも、「ダムファン有志による委員が様々な角度から活躍したダムをノミネート」(JAPAN DAM AWARDホームページより)した結果でしかありません。毎年順繰りに大賞が決定されてるのはホームページで確認出来ます。そもそも、筆者のようにまじめに議論して批判を受けるような対象ではないことは日本ダムアワード自身も考えておられるでしょう。迷惑なはなしであるのは承知の上です。しかし、これを利用する人達がいるのも事実で、巨額のイベント予算根拠でもあったりします。下記に日本ダムアワード実行委員会名簿をお示しします。日本ダムアワードの性格がわかりますよね。町はこの結果を必要以上に利用すべきではありません。