いまほこ君雄による愛川町のなぜ、どうしてを調べるブログ

愛川町政の透明性を高める活動をおこないます

観光・産業連携拠点づくり事業に関しての疑問〜その8:謎の『愛川町Webアンケート調査』

 

平成28年度に作成された『観光・産業連携拠点づくり事業構想[概要]』資料(以下、同資料)のページ12をご覧頂きたい。

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愛川町ホームページより

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筆者はアンケート選択肢が大変多く、複数回答が可能なので、回答者数がn=518より、かなり少ないことを以前のブログで指摘しました。今回、企画政策課からの回答があったので、別な角度からこのアンケートについて検討してみました。

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Q5  同資料のページ11、12にある「愛川町web アンケート調査」とはどういうものですか。
A5  首都圏内に在住し、あらかじめ登録された20歳から65歳までの男女500人を対象としたアンケートです。
▲企画政策課回答
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これを読むと,愛川町に来訪する母集団を圏央道の開通(当時)に伴い、首都圏内とし、サンプルを500人としたものと考えられます。
次ぎに同資料のページ11を見てみると、遠方にゆく程、愛川町の認知度が下がる、という負の相関関係が予想できる調査結果があります。表はかなり“恣意的”に操作されているようにも見えますが、筆者は専門家ではないので良くはわかりません。この結果は感覚的に当然とわかるものでしょう。近くの地名はわかっても、遠く離れた地域の市町村名など特別な理由が無い限り知らないでしょう。
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愛川町ホームページより
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さてそうすると、母集団に対してのサンプルが適切に抽出されていたのであれば、かなりの割合で愛川町のことを知らないことになるかもしれません。(統計解析に関しては、後日勉強して可能であれば行います。)するとページ12の【愛川町に来訪するために求められる条件】というアンケートに対して、知りもしない町に何かを求めるアンケートが成立するのか、という疑問生じます。ちなみにこの結果はこれ以降作成される半原水源地跡地利用の内容に影響していることは否定出来ません。加えて、この『愛川町webアンケート』の存在は町の組織全体で共有されているものなのか、はっきりしません。これに関しては現在問合せ中です。以上気になって就寝時間遅らせてブログを書いてみました。