ホームページで気になったので皆様にお伝えします。愛川町ホームページの切り抜きを下にお示しします。更新日は2023年3月1日になっておりますが、これは町のホームページの変更によりこの日付になったものと考えられます。
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▲愛川町ホームページより
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次ぎに各学校における基本方針の策定・改定日をお示しします。
▲愛川町ホームページ資料を参考に作成。色付けは見易くするためであり、特別な意味はありません。
学校教育におけるいじめ対策は、最重要課題の一つであります。愛川町でも基本方針が示されております。気になった点は二つあります。一つ目、学校ごとに「学校いじめ防止基本方針」が示されておりますが、小学校と中学校が異なるのは理解できますが、各学校ごとに「いじめ防止基本方針」が示されていることが不思議です。そこまで各学校の特色を『基本方針』で示す必要があるのでしょうか。次ぎに、改定の時期が古いということ。担当職員さんによると国の方針に準じているとのことでした。しかし、町独自で基準の見直しをしても何ら問題はないはずです。平成30年以降の出来事を考えてみましょう。タブレット端末の利用を基本とするGIGAスクール構想は令和2年(2020年)頃から始まり、新型コロナウイルス感染症の流行により、端末の利用は加速度的に広まりました。子供達の学習環境、生活環境が激変したことは自明のことです。これらのことを踏まえていじめ防止基本方針を改定するべきです。できれば毎年見直ししていただきたい。
ところで、筆者の個人的な経験ですが、町に対する問合せのなかで、こちらが「国や県の方針とは異なるのでは」と尋ねると、「愛川町独自に決めている」という回答をしばしば聞きます。県庁に問合せした件では、「それは町が独自に決めることです」と返されたこともありました。今回の件はそれらとは逆でした。国・県の方針と町の方針のいずれを重視しているのか。一般町民には理解し難い内容です。筆者としては、国や県の方針に従いつつも、さらに進んで町独自の考えで教育行政をおこなうべきである、と強く主張します。
【追記2/29】