今回は『令和5年4回愛川町議会定例会一般質問』のなかで、岸上敦子議員の質問を文字起ししました。1月31日現在、町ホームページでは文字起しされていないようで、会議録検索システムに掲載されていません。岸上議員質問の3項目から2項目を取りあげます。一つ目は「公園整備と活用について」、二つ目は「投票しやすい環境整備について」です。
初めの項目は公園整備と活用についてです。これについて、筆者の意見は2点あります。まず、質問者は和式トイレに対して、洋式への移行がなされていないことを問題にしておりました。また、洋式トイレのニーズがある根拠だと思うのですが、中央の誰でも使えるトイレ(バリアフリートイレ)での使用率が高いということを述べておられました。しかし、3回行って2回使用中であったというのでは根拠としては弱いでしょう。筆者は近所なので頻繁に前を通りますが、使用中のことは滅多にありません。曜日,時間、季節等を変えてせめて21回ぐらい(毎日でなくてかまいませんので曜日を変えて1日3回で21回としました)調べ、それを根拠に発言していただくと聞いてる方も納得しやすいかと思います。さらに述べれば、筆者とは性別も世代も異なるので感覚が違うのかもしれませんが、自分は公衆トイレでは和式があればそちらを使うようにしております。あくまで個人的な話ではありますが、どうも便座を他人と共有するのは苦手です。公衆トイレに期待されているのは、清潔であること、安全であること、です。機能を増やすことによる管理負担を検討しながら議論を進めるべきでしょう。ちなみに筆者はオッサンですが「音姫」(トイレ用擬音装置:ご存知ない方は皆さんでお調べ下さい)があると嬉しいと思います。次ぎに、インクルーシブ遊具です。質問者はその意義を問題にしておりましたが、普段目にしている筆者としては、衛生的に管理されていないインクルーシブ遊具では遊ばせたくないというのが本音です。田代運動公園の砂場で1月30日朝の様子ですが、砂に靴跡が多く残っておりました。設置当初から子供が安全に手を洗う場所が無いことを主張しておりましたが、設置計画の段階でそのような認識が欠如していたのでしょうか、町は筆者の指摘後も根本的な改善はされておりません。
次は、投票しやすい環境整備についてです。趣旨は良く理解出来ます。より多くの方に投票していただくための工夫は必要だと思います。ただし、質問そのものが、ここで聞かなくても事前に確認できる内容が多く、予め確認した上で、それに対する疑問点や問題点の指摘が必要であろうと思いました。他市の事例を取りあげて質問しておりました、回答で次回の選挙では対応しますと言われております。この件は、あえて一般質問で取りあげる必要はないような気もします。
ところで、岸上議員はアプリ推しですね。公園情報アプリPARKFULを推奨しておりましたね。1月31日町に問い合わせたところ、無料の範囲で行うみたいです。無料ならどんどんやってみて下さい。
念のため毎回以下の文章を掲載します。
「愛川町議会のインターネット中継の録画から文字起ししたものは、愛川ハイジの会代表である今鉾君雄が個人的に文字起ししたものであり、非公式のものです。また一部不正確なものもございます。正確を求める方は、愛川町ホームページの町議会での内容でこ確認ください。内容に関する筆者の意見に対して疑問のある方は、筆者公式ホームページ https://www.imahoko.com/ でのメール欄をご利用下さい。」
文字起しの内容をお示しします。太字は筆者によるもの
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岸上議員;公明党の岸上康子でございます それでは通告に従いまして一般 質問をいたします 私は今回三項目について質問を いたします 一項目目公園整備と活用について 公園は子どもから高齢者まで他世代 の方の交流の場でありさらなる 整備や活用が必要と考えます そこで次の点について伺います 一点目都市公園におけるトイレ 整備の現状と今後の改修計画について 二点目都市公園における健康優遇 やインクルーシブ優遇の設置状況 について三点目公園を検索でき どのような優遇があるかなど情報 発信できる公園情報アプリパーク フルを導入する考えについて以上 一回目の質問といたします
小野沢町長;それでは岸上議員の 一般質問に順次御答弁を申し上げ ます 一項目目の公園整備と活用について の一点目でございます都市公園 におけるトイレ整備の現状と今後 の改修計画でございますけれども 町では都市公園の整備に当たり ましてその利用状況やニーズを 把握をし時代の要請に見合った 形で整備改修を行ってきたところ でございます特に多くの方が利用 される野球場やテニスコートなどの 屋外スポーツ施設を有します第一号 公園や二号公園田代運動公園や 三政公園などへは屋外トイレを 設置をしまして利用者への利便性 の向上に努めてきているところ でございますまた順次既存の和式 トイレを洋式トイレに改修して きたところでございまして引き 続きこの取組を進めていくほか 第一号公園のトリム広場におき ましては既存の屋外トイレまでの 距離が長いことから新たに小さな お子さん連れの皆さんにも利用しやすい 屋外トイレの設置について現在 進めております再整備事業の中で 検討してまいりたいと考えております 次に2点目の健康優遇やインクルーシブ 優遇の設置状況についてであります が健康優遇につきましては健康 志向の高まりや高齢社会の中で これまで田代運動公園に5基第一 号公園に3基など合わせて5箇所 に16基を設置をしてきたところ でございますまた障害の有無を 問わず子どもたちがわけ隔てなく 一緒に遊ぶことができるインクルーシブ 優遇につきましては田代運動公園 に砂場テーブルを設置するなど 誰もが気軽に遊べる公園を目指し 整備してきたところでもございます 今後につきましては引き続き適切な 維持管理に努めますとともに全ての 利用者が安全で快適に利用できる 公園づくりに努めてまいりたい と存じております 次に3点目の公園情報アプリパーク フル導入の考えでありますがこの アプリにつきましては全国の約12万 箇所の公園情報を検索できる民間 事業者が提供しますスマートフォン アプリであります公園を管理する 自治体と公園利用者がともに公園 の魅力や情報を伝え合い多くの 人が公園をもっと楽しく身近に 感じられるよう情報発信や情報 交換を行うツールの一つとして 活用がなされているところでございます そこで神奈川県の状況であります けれどもこのアプリを運営する 民間事業者と公園情報の活用発信 に関する協定を既に締結をして おり町内の22箇所の都市公園を 含みます県内約7800箇所の都市公園 の地図情報や写真駐車場や遊具 等の各種設備に関する情報をアプリ 上で公開しているところであります したがいまして町としましては 引き続きホームページやパーク フルなどさまざまなツールを活用 しながら情報発信に努めてまいり たいと存じております 答弁は以上です
岸上議員;それでは再質問をいたします まずはじめに一点目の都市公園 におけるトイレ整備の現状と今後 の改修計画についての再質問になります 先ほどの御答弁では本庁では都市 公園の整備に当たりその利用状況 や利用される方々のニーズを把握 し時代の要請に見合った形で整備 改修を行ってきたところである との御答弁でございました この利用される方々のニーズを 把握とありますけれどももう少し 具体的にお聞かせください 。
都市施設課長; 利用者ニーズの把握 についてでありますが町ではこれ までに第一号公園トリム広場の 全面リニューアルや田代運動公園 の芝生広場に大型遊具やインク ルーシブ遊具である砂場テーブル の設置を行ってきたほかトリム 広場にスケートパークを設置する など町長とのファミリアミーティング や小学生のランチミーティング 等さまざまな場面で町民の皆さん や各種スポーツ団体等からの声 をお聞きしながらニーズ把握を 行い整備改修を行ってきたところ であります また現在は第一号公園を都市計画事業 として本格的な再整備を行うため 基本実施設計に取り組んでいる ところでもあります 以上です
岸上議員: 都市公園これは本庁では二十二 箇所整備をしているということで 今回は第一公園が再整備を行う ということでホームページにも 掲載をされていることは承知を しております その中で都市公園 種別いろいろ あるんですけれども外区公園で ありますとか地区公園であります とかあるんですが今回地区公園 田代運動公園と三政公園なんですが 屋外トイレを設置し利用される 方々の利便性の向上に努めてこら れたとのことなんですけれども この屋外トイレ設置された経緯 と今までにも修繕などがあった のかまた清掃の状況について伺 います 。
都市施設課長; 屋外トイレの設置の経緯と改修 維持管理についてでございます が季節の屋外トイレにつきましては 先ほどの庁長答弁にもございました とおり屋外スポーツ施設の配置 状況等を勘案し開園当初に設置 したものであります 改修につきましてはこれまで 第一号公園や第二号公園田代運動 公園の中津川定房沿いゲートボール 上脇の屋外トイレについて和式 トイレを洋式トイレに改修して きたところでありまた清掃との 維持管理につきましては開園日 に職員による清掃や日常点検を 行っているほか定期的に専門 の業者による清掃を行い施設の 維持管理に努めているところであります 以上です
岸上議員:はいわかりました 特にこの田代運動公園の芝生公園 によります屋外トイレに関して なんですけれども利用される方々 からは何か今までに御要望がある のかあればどのような内容なのか もう少し具体的にお聞かせください
都市施設課長 :田代運動公園の屋外トイレに関する 要望についてでありますが田代 運動公園には屋外トイレが野球場 に2カ所芝生広場に1カ所中津川 定房沿いのゲートボール上脇に 1カ所の合わせて4カ所を設置して おりますがこれらのトイレに対する 要望等は特にお伺いをしており ません以上です。
岸上議員 ;分かりました特に要望はトイレ に関してはないということでは 理解をいたしましたけれども私 今回の一般質問をしましたのは 田代運動公園の今の芝生公園に 既存のトイレがありますけれども やはりそこの芝生にも皆様御承知 のとおり2022年4月13日に優遇が大きく設置をされております。 そのそばにもインクルーシブ遊具ということで 砂場もありますけれども、 そこに遊びに来られた子育て世代の保護者の方、 またお孫さんを連れてのおじいちゃんもばあちゃま というような祖父母の方々が 遊びに来られたときに、既存のトイレを 使わせていただいたということだったのですが、 かなり設置をされてから年数も経っていますので、 しっかりと清掃はしていただいているものの、 なかなか外見がちょっと怖いというか、 暗いイメージだったりですとか、 あと私、今回3回ぐらい田代の運動公園に 行かせていただいて、 トイレも拝見をさせていただいたのですが、 ちょっと驚いてしまったのが、女性トイレ、 便器が3基あるのですけれども、 全て和式だったんですね。 これはちょっと今の時代には 即はないのかなというか、 やはり子育て世代のお子様を連れたり、 そういった高齢者の方々、 さまざまな方が利用する中で、 これは早急に改修をすべきではないかなというふうに、 ご要望もいただきましたので、 今回一般質問をさせていただいております。 3回行った中で2回、男性と女性の場所がありまして、 真ん中にみんなのトイレもあるのですけれども、 3回行った中で2回とも、やはりみんなのトイレには 様式がありますから、そこが行ったときに、 必ず使用されている状況でありました。 やはり年代的にも時代的にも、和式を利用するということが、 なかなか難しい時代に入っているのではないかなというふうに、 非常に感じましたので、 今回一般質問をさせていただいております。 屋外トイレに関しては、和式トイレを様式トイレに 改修をしていかれるということはもちろん、 例えば蛍光灯をLEDに交換するですとか、 また子ども用の便座カバーを設置するですとか、 また子どものおむつ交換台を設置するなどの必要性については、 どのような考えをお持ちでしょうか。
都市建設部長:先ほどの和式、これを様式化、 これについては順次進めてまいりたいと考えてございます。 それとご質問の照明灯のLED化、 そしておむつの交換台等の設置についてでありますけれども、 照明のLED化につきましては、蛍光灯と比べ、 消費電力や排出される二酸化炭素の縮減に寄与するものと 認識しているところでございますが、 この屋外トイレは日中は太陽の光が差し込み、 照明の使用は夜間などに限られておりますことから、 現在のところは計画的な更新は考えておりませんが、 この照明灯の器具、これの故障等により交換が必要な際には、 LEDへの更新を進めてまいりたいと考えております。 また、子ども用の便座やおむつ交換台の設置につきましては、 貴重なご提言等を賜らせていただきたいと思います。 以上です。
岸上議員: わかりました。また、子育て世代の観点から今申し上げましたけれども、 高齢者の観点からは、やはり昨日も夕方、かなり寒い時間だったんですが、 多くの方が多種の運動公園を利用されてまして、 犬を連れてお散歩される方、また杖をついてお散歩される方もいらっしゃいました。 トイレに入るときも、杖をついて入る方には杖ホルダーを設置するですとか、 またいろいろと工夫をしていっていただきたいなと期待をしております。 次に、2点目の都市公園における健康遊具やインクルーシブ遊具の 設置状況についての再質問になります。 私はこのインクルーシブ遊具に関しては、令和3年の12月に一般質問をした経緯がありますけれども、 このインクルーシブ遊具とは、体に障害がある子もない子も 一緒になって遊ぶことができる遊具となっております。 ところが、やはりこれも町民の方からのご指摘と言いましょうか、 ご意見があったんですけれども、なぜ砂場を高くして設置しているのかとか、 ちょっと残念な意見が私の元に入ってまいりました。 やはりこのインクルーシブ遊具ということが、まだまだ町民の皆様、 また町外の皆様もそうですけれども、遊びに来る方々が理解ができずに、 砂があるからということもあって、本当に理解をされているのかなというところは非常に疑問に思うところなんですが、 県立愛川公園の方にもかなりインクルーシブ遊具が設定されているエリアも始まりまして、 こういった遊具を使われる方が多くなってきているかなというふうに思うんですね。 これは一人でも多くの方に理解をしていただきながら、 遊んでいるところを見守っていただける保護者の方なんかもいてくださるのかなというふうに思いますので、 今後はこのインクルーシブ遊具がどういう意味を持つ遊具なのか、 一目でわかるような表記をしてみてはどうかと思いますけれども、 どのような考えをお持ちでしょうか。
都市施設課長: 案内看板の設置についてでありますが、インクルーシブ遊具につきましては、 その意味や効果に対する認知度はまだまだ低いものと認識しているところではありますが、 看板の設置に当たりましては、子どもたちが遊具を安全に利用するための安全領域の問題や、 看板を設置したことによる衝突事故等も想定されますことから、 慎重に検討する必要があるものと考えておりますので、 まずはホームページ等を活用した周知など、可能な取り組みを進めてまいりたいと考えております。 以上です。
岸上議員:わかりました。 3点目の、公園を検索できどのような遊具があるかなど情報発信できる公園情報アプリ、 パークフルを導入する考えについての再質問なんですけれども、 ここでは再質問はございません。 ただ、先ほどの答弁では、神奈川県で民間事業者と協定を締結しているということで、 私もこのアプリを取っています。 これは公園というとやはり子育て世代というイメージがあるかもしれませんが、 そうではなくて、高齢者の方、公園を利用する方にとっては、 非常にこの公園にはこういう遊具があります、こうです、楽しいですというようなことを書き込みもできたり、 本当に皆様の情報を拾い上げて進めていくアプリで、非常に便利なものだなというふうに感じています。 これ、自治体の方では、藤沢市ですとか、県内でも導入をされている自治体もございますので、 先ほどのご答弁もありましたホームページ上にもしっかりとリンクをさせていって、 本庁の公園の様子をしっかりとまた掲載をして、今後のPRにも努めていっていただきたいと思っております。 本年令和5年は、日本に都市公園の制度が制定されてから150年となる節目の年を迎えたそうです。 子育ての観点からは、全ての子どもの健やかな成長の向上には、多様な体験活動や外遊びの場となり、 さまざまな学びや社会で生き抜く力を得るための糧となる、また長寿社会における健康増進の観点からも、 触れる予防や人と人の交流を通して健康増進を図る取組にもつながり、公園の果たす役割が注目をされております。 今後も利用者の目線で公園の有する可能性を最大限高めていくための取組を大いに期待をいたしまして、1項目目を終わります。
2項目目、投票しやすい環境整備について、近年全国的に投票率が低下傾向にある中、 投票率向上に向けた取組を進めていくことは、有権者が投票しやすい環境をより一層整備していくことが重要と考えます。 そこで次の点について伺います。 1点目、本庁における不在者投票の方法及び利用状況について、 2点目、投票所における障害者や高齢者への配慮について、以上1回目の質問といたします。
小野澤町長: 初めに一点目の本庁における 不在者投票の方法と利用状況について でございますけれども ご案内のとおり選挙につきましては 投票日に投票所において投票する ことが原則とされておりまして 本庁では有権者の利便性と投票 率の向上を図るために身近な施設 である学校や公民館児童館など 庁内十二箇所を投票所として指定 をしているところでございます また投票日に仕事などで投票に 行くことができないなど一定の 理由に該当する場合には投票日 前であっても投票日と同じ方法 で投票ができます期日前投票を 行うことができるものでございます 本庁ではその期日前投票所として 役場本庁舎のほかに半原公民館と 中津公民館の二箇所を増設する など投票しやすい環境整備に鋭意 取り組んできたところでございます 一方ご質問の不在者投票制度につきましては 仕事や旅行などで選挙期間中に 本庁以外の宿町村に滞在している方や 身体に重度の障害がある方などが 滞在地や指定施設郵便などにより 投票できる制度でございまして 公職選挙法により投票方法が定め られているところでございます 具体的には仕事などで選挙期間中 愛川町以外の宿町村に滞在している 方は町の選挙管理委員会に対し 直接または郵便で投票用紙を請求し 滞在先の選挙管理委員会で投票が できることとなっております また都道府県の選挙管理委員会 が指定をします病院や老人ホーム などに入院または入所されている 方などは病院長や施設長などを 通じまして投票用紙を請求をし その施設において投票ができる こととなっております 身体障害者手帳の交付を受けている 方介護保険法の非保険者証をお持ち の方などは投票所へ行くことが 困難な方のうち一定の要件に該当 する方はあらかじめ町の選挙管理 委員会に登録申請などの手続き を行いまして郵便で投票することが できるところであります こうした中で本庁での不在者投票 制度の利用状況につきましては 過去3年間に執行した選挙の実績 の平均で申し上げますと1回の選挙 におきまして86名の方が投票されている ものでございます 次に2点目の投票所における障害者 や高齢者への配慮についてであります 本庁では従前より出入り口に段差 のある投票所につきましてはスロープ を設置をしますとともに全ての 投票所に車椅子を配備し車椅子 用の記載台をはじめルーペや老眼鏡 展示器を設置しているほかに投票 に来られた方が土足のまま入場 できるよう床にマットを敷き詰 めるなど配慮に努めてきている ところでございます 加えて高齢者や身体が不自由な 方に対しましてはご本人の意思 を尊重しながら投票所の従事者 が適宜開場を行うほかに代理投票 制度に基づいて代室等の補助も 行っているところでございます また先ほどの答弁でも申し上げ ましたが身体障害者手帳や介護 保険の非保険者証をお持ちの方 で一定の要件に該当する方につき ましては郵便等による不在者投票 制度が利用できますことからこう した制度の周知にも努めてきている ところでございます このように投票の環境整備には 国も地方もさまざまな取り組み を進めてきているところでございます けれども今後も障害者や高齢者 など誰もが投票しやすい環境づくり には引き続き配慮を引いていき たいと存じております 答弁は以上であります 。
岸上議員; それでは再質問をいたします まず一点目の本庁における不在者 投票の方法及び利用状況について の再質問になります 最初に本年 十月一日に行われました相川町 議会議員選挙年代別の有権者数及び 投票率などの詳細について伺います
選挙管理委員会事務局長; 本年十月一日執行の議会議員選挙 における年代別有権者数及び投票率 についてでございますが有権者 数及び投票率の順で申し上げます と始めに十代が六百二十五人二 十四六%二十代が三千九十二人 十八七七%三十代が三千九十一人 二十三二〇%四十代が四千六百四 十五人三十一六七%五十代が五千 六百二十三人三十四八二%六十代 が四千七百三十六人五十二二四% 七十代が六千五十四人六十七二% 八十代以上が三千六百六十七人 四十六九六%となっております 以上でございます 。
岸上議員: わかりました 次に先ほどの御答弁 の中に本庁での不在者投票制度 投票日に投票することが原則と 言われていましたけれどもやはり いろいろと御用があってということ で期日前投票ですとかこういう 不在者投票を利用する方もいらっしゃる と思います 本庁での不在者投票 制度の利用状況につきましては 過去三年間に執行した選挙の実績 の平均だと一回の選挙において は八十六名の方が投票されている とのことなんですが本庁以外の 市区町村に滞在している方や体 に重度の障害がある方などの種類 別の状況をもう少し具体的にお 聞かせください 。
選挙管理委員会事務局長: 不在者 投票者数八十六名の種類別の状況 についてでございますが滞在先 の選挙管理委員会で投票された 方が九名病院や老人ホームなど の施設で投票された方が七十三 名郵便により投票された方が四 名となっております 。
岸上議員:分かりました病院や老人 ホームの施設でやはり投票されて いる方が圧倒的に多いということ なんですけれどもその中で滞在 先の選挙管理委員会で投票された 方が九名ということなんですけれども この不在者投票のうちに住民票 をそのまま地元に残し進学や就職 単身赴任などで本庁以外の地域 に滞在されている方が滞在先で 投票をする場合先ほど答弁にも 少し御説明がありましたがこの 申請方法もう少し具体的にお示し ください 。
選挙管理委員会事務局長:滞在先で 投票する場合の具体的な申請方法 についてでございますが不在者 投票用請求書を直接または郵便 により町選挙管理委員会へ御提出 をいただきまして請求書に記載 された滞在先住所に町選挙管理 委員会の方から投票用紙等を送付 をいたしますのでその送付された 投票用紙等を滞在先の選挙管理 委員会の方に持参をしていただき まして投票をしていただく方法 となっております 以上でございます 。
岸上議員:分かりました 現在本庁 の不在者投票では投票用紙の請求 については請求書にいろいろ記入 をして滞在先から本庁の選挙管理 委員会に原則郵送する必要もあり ましてさまざま問い合わせ等と あるかと思いますけれどもそう いったお問い合わせまた封筒や切手の準備など手間 と時間がかかると思われます しかしながら不在者投票のうち 住民票そのまま地元に残して 進学や就職単身赴任などで本庁 以外の地域に滞在されている方が 滞在先で投票する場合の投票用紙 の請求をマイナンバーカードを 使ってパソコンやスマートフォン からオンライン申請することが できますこの仕組みを導入されている 自治体もございます私のところ にもこの不在者投票の問い合わせ などもあり選挙人の利便性の向上 に向け非常に重要なものと考えて おりますそこでマイナーポータル のぴったりサービスを活用した 不在者投票用紙のオンライン請求 の導入を進めてみてはどうかと思います がどのような考えをお持ちでしょうか。
選挙管理委員会事務局長:不在者 投票用紙のオンライン請求の導入 についてでございますが導入に際 しましては国の電子申請システム 上に本庁の不在者投票用紙の請求 項目を構築する必要があります が投票機会の拡充や手続に要する 時間の短縮とこういった利便性 が見込めますので今後導入に向け て検討を進めていきたいと考えて おります以上でございます
岸上議員: わかりました期待をしております 次に二点目の投票所における障害者 や高齢者への配慮についての質問 になります本庁では従前よりスロープ を設置していただいたりまた車椅子 用の記載台またルーペや老眼鏡 などトニアの配慮に努めてきて いただいているということは高く 評価をしていますその中で視覚 障害者に限らず体の不自由な方 や高齢者のために本人から申し出 があった場合には代理投票制に 基づく台室などの補助も行っている ということなんですけれども過去 三年間のこの期日前及び当日の 投票における代理投票での投票数 の推移について伺います 。
選挙管理委員会事務局長 :過去三年間の代理投票者数の推移 についてでございますが令和三 年十月執行の衆議院議員総選挙 においては四十二名令和四年六月 執行の長調選挙では十八人令和 四年七月執行の参議院議員通常 選挙では三十五人令和五年四月 執行の県知事及び県議会議員選挙 では十一人令和五年十月執行の 町議会議員選挙では二十八人となって ございます以上です 。
岸上議員:ある程度人数がいらっしゃる ということで理解はいたしました 資格の障害が徐々に進んでいった 方の中にはなかなか展示を覚える のも難しいので自分で投票用紙 に記入したいという人も少なくない ようですまたある高齢者の方は 徐々に目が見えなくなり投票用紙 の候補者を記入する枠が見えづらい というお声もある中投票用紙を 入れれば記入する枠がわかりやすくなる クリアファイルをつくり選挙で 活用している自治体がございます これは英語サイズの透明のクリア ファイルの一部を切り取り投票 用紙を中に入れると切り取った 部分にちょうど候補者名を記入 する枠が来るようになりまた切り取った 部分に沿って紙で図紙の方がよろしい かなというふうに思うんですが 黒い枠をつけてお手で触っても 記入する部分がわかるように工夫 をされています ちょっとイメージがつきにくい かなというふうに思いましたので 実はこれ隣の厚木市の方では始まっている ということでちょっとお話を 伺ってきたんですけれども投票用紙 がありまして本当にこのクリア ファイルの隅っこにこのような 枠をつけましてこの投票用紙を クリアファイルに挟みますとこの ように投票用紙で名前が書くところ にちょうどこの枠が当たりまして 非常にまっすぐ書けると言いましょう かしっかりと枠の中に御自身が 思う候補者のお名前が書けるように ということでこれも障害者の団体 の方からのお声があったそうです 私のところにもそのようなお声 が入ってきているのですがこの ような投票用紙記入補助具を今後 投票所などに用意をし希望される 方へ貸し出しをしてみてはどうか と思いますけれどもどのような 考えをお持ちでしょうか。
選挙管理委員会事務局長 :投票用紙の記入補助具こちらを 導入する考えについてでございます が次の選挙から導入をする予定 としております以上でございます
前向きな御答弁今後に期待をいた しまして二項目目を終わります 三項目目障害者の情報取得について
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